会社を作りました。

さて、会社を作った。
(元)EC-ONEの最首さんと一緒につくった。

EC-ONE側は、SI事業をウルシステムズへ統合して、分社化する。
僕らのチームがそのままEC-ONEに移動し、そして新しい会社を作る。

分散をやっているEC-ONEの福岡のチームと合流して、
分散技術や次世代の技術を業務に活かすということを
いろいろでやっていく会社(というか入れ物だ)を作る。
分散技術にウェイトを置いて起きつつ、ソリューションにしていくための入れ物ですね。

ノーチラス・テクノロジーズ
NAUTILUS

Hadoopや分散技術をエンタープライズに活かしていくことを
目的にした日本では最初の会社になると思う。

1.まず手始めにHadoopを中心の道具立てにしていく

幸いAsakusaもチームの頑張りで晴れてOSSになったし、
実際に動いている
開発効率の高さは自分でもびっくりしているぐらいだ。
分散技術が一般にも使えるという嚆矢になったと思う。

MonkeyMagicもOSSにしていく。おそらく別物になっていくだろう。
分散環境を統合的に見ていく基盤はOSSではまだ存在しない。
旧MonkeyMagicもこのままというわけではなく、次を目指していく。

でも、Hadoopも周りの環境も来年の今頃にはまったく違うモノ
になっているだろう
だから次々に新しいものを追っかけていきたいとおもう。
いままで、何時間もかかっていたものが、
十数分で終わるとか普通の話になっているし。
これからは一気にイノベーションが来ると思う。

2.ソリューションをちゃんと出していく

会社の目標の一つは、「永続的にエンジニアリングができること。」
よく言われるのは日本ではエンジニアのポジションが低い、ってことだけど、
これは改善していきたいと思っています。
それには「人様の役に立つってこと」が、まずはないと駄目。

日本のIT産業のマーケットはUSと異なり、
33%がB2C 33%民間B2B 33%公共系セクターだ。
よって、USのようにB2Cが50%を越えるので、
そこだけターゲットにします、では不十分。
日本のSI屋さんがダメだダメだ言われても、
残っているのはマーケットという強い理由があるからです。

だから僕らは新しい技術を受け入れ・作りだし、
主にエンタープライズのマーケットにコミットしていきます。
(ULSでは僕らのチームはできたときからずっとエンタープライズです)
だから、目新しさではなく、本当に使えるか?どうか?と言う点に必ずウェイトを置きます。

永続的にエンジニアリングができるようになるのは、
ちゃんとマーケットに評価されないと駄目。
どんな技術もユーザーの業務をポジティブに変えていかないと
認められないと思う。
日本でのエンジニアに敬意が払われて、永続的な職位になるには、
役にたつソリューションが出せるかどうかだと思う。
ここに挑戦していきたいと思っています。

3.あとは機動性をもっと出すということと自由度を上げるということ

まずは機動性や自主性を重視したいと思う。
これはつまりメンバーの自主性を尊重したいということ。
自分で自分を管理して欲しい。僕は管理することも、
されることも好きではないです。
機動性をあげることが目的です。

報・連・相が大事だ、という言い方があるけど・・・
僕は嫌いですね。えぇ大嫌いですよ(笑。
そんな時間があれば、好奇心をもっと強くして、
自分に何ができるのか?人様に何ができるのか?
もっと追求して欲しい。
上位者の顔色をうかがって良い物ができるわけないよ。
僕の顔色を伺わない事が基本です。
(あ、健康は伺ってください。お願いします。)

まぁ、そんなこんなで会社をつくりました。
今度とも宜しくです。